生きづらさ、人間関係などAC(アダルトチルドレン)のカウンセリング 東京都品川区

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男らしさの病-父の役割

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現代の家族では、どうしても母子の密着、癒着によって、その母親の自己愛の投影を受けて、子どもたちも自己愛の肥大を起こし、その幻想を持ったまま大人になっていくと、何か人生上のトラブルになったときに、自分の自己愛の中に引きこもるか、相手をコントロールするか、それが上手くいかないと切れて相手に暴力をふるったりします(心理学では、自己愛的憤怒といい赤ん坊の泣き叫びと同様の退行を示します)。そのような母子の密着を切るのが父親の役割になります。

 

すでに現代では、技術的は、地球上の女性を妊娠させる分だけの冷凍された精子があるそうです。では父親不在のままでいいかというと、そうではありませし、また父権の復活と言って昔のような父親の強権を振るうことも見当違いです。

母親と子どもの関係はいわば自然な関係です。生物的に自分のお腹の中から生まれた子どもとの絆は確かなものです。動物的言えば母親だけがいれば子どもは育つでしょう。

 

しかし人間の場合は、父親が、この自然な関係、癒着し一体化する母子関係を切って、二者関係から三者関係にしていく重要な役割があります。

二者関係は自己完結的で自己愛的なので、そこに父親の存在が入ることで、三者関係つまり社会性やルール、正邪を子どもは身に着けます。

それは、抽象的な作業で言語によって行われるものです。これが他の動物から、人間を分けるものでもあるわけなので、父親の存在は人間になるために必要なのです。

 

しかし父親は、そういう意味ではその子どもが父親の子どもであるかは分からないわけです(今は遺伝子診断が出来ますが)。それくらい父親と子どもの絆は弱いのです。

夫が妻を信頼し、自分の子どもであると信じることが必要であって、それは逆に言えば、妻と子どもから父親だと認めてもらう必要があるわけです。

ただ暴力的、強権的な男が父親であるとは認められませんし、子どもはそのような環境では成長はしていきません。