生きづらさ、人間関係などAC(アダルトチルドレン)のカウンセリング 東京都品川区 大崎セラピールーム

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男らしさの病-鏡像

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このように男らしさの病は、男性の自己愛に関係するものです。自分はこうあるべきだという思い込みが、実際の現実の人と社会との関係性にズレが生じることから来ています。

これは自分がどういう世界観、男性観を取り込んだかという、こととも関係があります。

こういう自分がかっこいいと思う、好きだと思うという自己愛です。


健全な自己愛は赤ん坊の時に、母親から全面的に愛された経験から育つもので、それがないと私たちは生きていけません。それとは別に、主に思春期頃の自我の目覚めの時に、他者の目を意識するときに、取り込んでいくものがあります。周りがかっこいいとか素晴らしいと思う人(スポーツ選手やアイドルなど)を理想として取り込んでいきます。

現実の自分と理想の自分があって、少しでも理想の自分に近づけようとするわけです。


簡単な例は、自分の姿を鏡で見て、腹が出ていたら痩せようと思います。それは痩せて締まった身体がカッコイイと思っているから、現実の自分をその理想の自分に近づけようとします。このように自分自身を心の鏡に映して、鏡の自分に現実の自分に合わせるように形作っていっているわけです。


この理想と現実の自分が自己一致していれば、それほど人生は生きづらくはありませんが、理想が高すぎると、今の自分が認められませんので、努力して手に入れるか、諦めて引きこもりになるか、そこそこで見切りをつけて妥協していくかになります。

もちろん3番目をお勧めするのですが、話はそれほど簡単ではありません。戦後くらいまでであれば父親という自我理想が曲がりなりにも機能していましたが、父親は不在になり、それに代わる自我理想のモデルが現代は、非常に流動的で多様化されヴァーチャル化しています。

その多くが、マスコミが架空に作りあげた理想なので、ありもしない理想に自分を近づけようとなります。架空なものをあたかも、理想かのように取り込むムリが生じます。