「食べ吐きが止まらない」
「体重を落とすことばかり考えている。」
「カードの支払いが追い付かないのに、また洋服やバッグ、化粧品など買ってしまう」
「むしゃくしゃする時に、リストカットをして血を見ると落ち着く。リストカットをすると眠れる」「腕が洗濯板のようなっているのに、リストカットが止まらない」
「自分を傷つけるような男とばかり付き合ってしまう。」
など、食べる事や体重に囚われて、生活がままならなくなってないですか?
使いもしないものを買って支払いが滞っていませんか?
自分を傷つけることが止められなくなっていませんか?
このように、
「日常生活に支障が出ているのと止まらない」、
「頭の中がそれに囚われている」、
「家族が困っているのに止まらない」のであれば、それは依存症です。
たとえ、かろうじて日常が回っていたとしても、嗜癖行動に囚われ続けていたら、生きづらい人生を送ることになります。
依存対象へのこだわりを手放し、自分の真の欲求に従った、自分らしい人生を送っていくことは可能です。
ここでは、女性特有の依存症である、摂食障害、買い物、自傷(リストカット)についての解説と、その対処法、治療法を解説します。
目次
女性の依存症
依存症には性差があります。女性のかかりやすい依存症の代表として、摂食障害、買い物、恋愛があります。(自傷は男女差があるとはいえませんが、リストカットは女性特有の行動なのでここに入れています。)
ここでは、代表的な女性の依存症を解説します。
摂食障害
拒食症(神経性無食症、Anerexia Nervosa)
ガリガリに痩せてしまうくらいに、食べない、食べても吐いたり、下剤を使ってまで痩せた体形、や体重を維持しようとします。
他人から見てもそれは、気味が悪いほど、痩せていると言われても、本人は痩せていなければ、美しくない、ダメだと痩せている体形にこだわり、体重をコントロールします。
食べ吐き(神経性大食症、Bulimia Nervosa)
過食と、嘔吐を繰り返しながら、痩せた身体、体重を維持しようとします。
初めは拒食で痩せていられましたが、食欲は人間の根本的な欲求なので、食事を我慢することは限界があります。そこで大量に食べて、吐く、ことを覚えます。食欲を満たすことと、体重を維持することを同時に行えるものが、嘔吐です。
ずっと食べることと吐くことに囚われ、スーパーで大量の食材を買い込み、それを食べ、嘔吐するということを日に何回も、繰り返します。
過食(過食性障害、Binge-Eating Disorder)
いわゆる、過食です。ストレスやいやなことがあると食に向かいます。普通の人でもありますが、それが習慣化し、体重が、標準体重よりかなり超過しても食べることが止まりません。
太った体形を、恥ずかしく思うので、人と会いたくなくなり、引きこもって過食してしまい、益々外に出られなくなるという悪循環になってしまいます。
追記として、摂食障害の人には、同じように万引きを繰り返す人が多いのも特徴です。
買い物
初めは、買い物をした時の晴れ晴れとした気分だったものが、次第に、買い物をしないではいられなくなります。買い物をしていない時も、次に何を買おうかと物思いにふけっています。
洋服やバッグ、化粧品など買った時の高揚感と、その後に襲われる、なんでこんなものを買ってしまったのだろうという後悔と自己嫌悪に襲われます。
そのイヤな気分を忘れるために、また買い物をます。徐々に金遣いが荒くなります。当然、支払いが出来ないような請求書が来ますが、買い物が止められません。
買い物依存の人は、買った後の品物には興味がなくなります。値札が付いたまま、袋から出していない物がほとんどで、部屋の中は袋から出していない物であふれています。
買い物依存は、買うものを探している時と買った瞬間の高揚感と興奮にとりつかれているのです。
自傷(リストカット)
自傷は、男女差があるわけではありませんが、男性は物や壁を殴ったりして拳をいためるなどが多く(攻撃的)、女性は、人に気が付かれないように、リストカットをする(自罰的)傾向があります。
今では中高生の1割から2割に自傷経験があります。そのきっかけは、不快な気分の軽減、鎮静の目的で自傷を行います。
リストカットで死のうという意思はないのですが、不快な感情や記憶が出てきたときに、リストカットをすると、ホッとしたり、スーッとした解放された気分になり、いやな気分がリセットされた感じになります。
しかし、初めは浅く切っても得られた安堵や解放感が、徐々に得られなくなり、深く傷つけないと初めに得られた感じが得られなくなります。また一日一回切ればよかったのが、日に何度も切らないと、安心できなくなります。
その内に、腕が洗濯板のようになっていき、手首から、上に上がっていき、足に行き、体幹にいくようなります。このような状態になると、大量に出血があり、救急搬送されたり、命の危険があります。
はじめは人にばれないように、こっそりやって、隠せていたものが、袖で隠し切れなくなっていきます。
また、自殺する人の多くが、過去に自傷行為を繰り返しています。死ぬ気はない、不快な気分の軽減のつもりの自傷行為は、重篤な結果になる可能性があります。
恋愛・共依存
恋愛依存も女性特有の関係性の依存です。
以前に書いた記事を参照してください。
何が女性を依存症にさせるのか
摂食障害や買い物、恋愛依存は、女性特有の依存症ですが、それは社会が求める女性像への過剰な適応が破綻した状態です。
「痩せていて、かわいくて、いつも笑顔で、素直で、従順な女性が皆から好かれる」
「女性は、服装がおしゃれで、きれいにお化粧をしていないといけない」
「女性は、優しくて、世話好きで、自分のことより人のことを気にかけていなくてはいけない」
など、世間が求める女性像があります。その通念に外れないように、適応しようとします。しかし、それから外れていることに恐れていると同時に、窮屈であると感じています。
世間が望む女性像に沿えないことを、「自分がいけない」と感じがちです。「自分がいけない」と思うと、自分に対して処罰感情が出てきます。処罰感情がリストカット(自罰的な自傷)へ向かわせます。
女らしさへのこだわり
女性として、人から好かれて、チヤホヤされたい(承認欲求)。そうされるには、女性は痩せていて、かわいくなければいけないという女性らしさへのこだわりがあります。
痩せているために、食事を制限して、体重のコントロールをするようになり、そのうちに、痩せていればすべて上手くいくと思うようにあり、食べて吐くことが目的になっていく、強迫観念と強迫行動が、摂食障害です。
「女性はおしゃれで、上手に化粧をして、いつもきれいにしていなければいけない」
「周りの綺麗な女性は、いつもおしゃれにしているのだから、私もそうしていなければいけない」という思いから、洋服や、化粧品、装飾品を買います。
最初は買った時の喜び、それを身につけた時の高揚感があったものが、綺麗な人はもっといいものを買っている、身に着けていると思うと、すぐに次が欲しくなります。
その内に、店で商品を物色し、購入することや、ネットで品物をクリックすることが目的になっていきます(買い物依存)。
耐え難い寂しさ
女性は、人間関係の中で、人とのつながりや、人との共感に重きを置きます。(男性は競争、上下関係)
また人間関係の中で、人の気持ちを顔色や行動で読み取ったり、自分の思いよりも人の思いを優先することが女性らしさだと教えられてきています。
人から求められることで初めて自分に価値があると思っていて、一人でいることは、寂しい人、かわいそうな人と思いがちです。
ですので、一人でいることが怖い、寂しい、と感じます。人からも求められることで自分に価値があると思っているので、人の分までお世話をしたり、人の責任までとったり(共依存)、一人でいたくないために(見捨てられ不安)、自分を傷つけるような人と一緒にい続けてしまいます(恋愛依存)。
女性役割(ジェンダー)への過剰な適応
社会や世間(親)は、女性に上に書いたような女性らしさ(ジェンダー)の適応を求めます。さらに現代では、男並みに優秀であることも(よい大学を出て、優良な企業に就職する)もとめられるようになりました。
当然、そのような世間が求める女性像へ自分自身をはめ込むことに、息苦しさも感じています。
その息苦しさからの、つかの間の解放のために、食べたものを吐き、買い物で憂さを晴らし、家族に隠れてアルコールを飲み、人に隠れて手首を切るようになります。
しかし、そのような過剰な女性役割の適応が苦しい、もう辞めたいと言えずに、依存症という行動で、その過剰適応の破綻を表現しています。依存症になることで、「もうこんなことをしたくない」と言っているのです。
女性の依存症の原因
依存症は、様々な要因が重なって、発症します。一つだけが原因と特定はできません。
またその人個人に原因があるわけではなく、人間関係や家族関係の中で、依存症になっていきます。
ここでは原因と考えられる代表的なものを解説していきます。
幼少期の家族トラウマ
幼少期の家族で、親からの暴力、ネグレクト(無視)、性的虐待があった。両親が不仲で、喧嘩が絶えなかった。
(母)親から過剰なしつけや習い事を強いられた。(母)親から、自分が果たせなかった夢(学歴や職業、習い事)を託された。
また、明らかに虐待とは言えないものでも、不適切な養育によって、幼少期の自分の欲求を我慢させて成長した、などがあります。
暴力にさらされた場合は、自分の存在を否定されているので、基本的な自己愛(自分は自分でいていい)が育ちません。
また、過剰なしつけの物で育った場合、親の期待に応えることで、初めて自分の存在が認めらます。過剰に親の期待に応えようとしていい子をやりますが、自我が出てくる思春期頃に、そのいい子であることが破綻しだします。
このような幼少期の辛い感情や、記憶を切り離したり、なかったことにするために、摂食障害や、自傷(リストカット)、などが始まります。
ジェンダー(女性らしさ)が強いる
「女性は、いつも笑顔で、弱くて、男に従順で、優しくなくてはいけない」
「女性は、いつも自分よりも、人の顔色を見て、人のお世話をしなければいけない」
社会や、世間や、親が知らず知らずに強いる、女性らしさに過剰に適応することで、
「人の顔色ばかり見て、人に合わせてばかりいる」(自分がない)
「(人との関係が切れることを恐れて)怒りを表現できない」(見捨てられ不安)
「人から何か言われると、自分が悪いと思ってしまう」(過剰責任)
と、なりがちです。
女性の依存症は、女性特有の「自分がいけない」という思考のため、自分を傷つける(罰する)傾向のある嗜癖になります(リストカット、売春などの性依存、摂食障害、万引き(必ず警察に捕まる)、DV傾向の男とばかり付き合う恋愛依存など)。
依存症の治療、対処法
女性の依存症に関する代表的な治療法、対処法を紹介します。
12ステップ自助グループ
依存症の代表的な回復法と言えば、12ステップを用いた自助グループです。
初めはアルコール依存症からの回復のために作られたAA(アルコホリック・アノニマス)から始まり、今ではあらゆる依存症からの回復に12ステッププログラムが使われています。
女性の依存症の回復には、「12ステッププログラムが、男性の回復を目的として作られたもので、女性の力を奪うものだ」という批判があり、従来の12ステッププログラムから離れた、女性同士の繋がりを重視したステップを用いた、女性クローズドの自助グループもみられます。
NABA(摂食障害の自助グループ)
OA(オーバーイーターズ・アノニマス)
DA(デッターズ(debtors(債務者)・アノニマス)
LAA(ラヴ・アディクション・アノニマス)
医療
摂食障害は、依存症が進行すると、命の危険があるほど、痩せてしまうことがあり、その場合は入院をして、まず、体重を戻し命の危険を回避します。
それから、主治医との診察で、食事のコントロール、体重のコントロールを行っていきます。
また、依存症によって、様々な合併症(内臓疾患、うつ病、身体疼痛など)がみられ、それを服薬によって、ある程度回復させる必要があります。
信頼関係もまだできていない、主治医との短い時間診察の中だけで、食事や体重のコントロールは出来ません。
現在は、依存症を専門に扱う病院があります。そこで集団療法、家族会、依存症に関する心理教育、カウンセリングを提供しています。
債務整理
買い物依存で借金が返せなくなった場合、借金を返済する方法を、弁護士や司法書士に相談して、債務整理をしていきます。(自己破産、任意整理、個人再生など)
また、今では各地域の生活相談課で借金問題の相談にも乗ってくれます。
カウンセリング
主に、認知行動療法と解決志向型セラピーを行います。
認知行動療法では、食べ吐きをする、買い物をする、リストカットをすることで、得られる報酬(痩せた(美しい)体形が保てた、憂うつが晴れた、スッキリした、不快な感情が軽くなった)を学習してしまっています。依存することと報酬を得ることの因果関係が出来ています。
日常の問題の解決法として、物質(食べ吐き)や行動(リストカット)に依存することが不可欠になっています。
その誤って学習した、因果関係や、認識や行動、意識を、物質や行動に依存しないで切り抜けていくスキルを身に着けていきます。
解決志向型セラピーでは、
「食べ吐きを止められたとして、どういう生活をしていますか?」と初めに目標を設定して、
「それを行うには、今日何をしたらいいですか?」と目標(なりたい自分)から今を逆算していき、今日やる行動を決めていきます。
家族の適切な関わり(家族会への参加)
依存症になるのは、個人だけの問題ではありません。人間関係、家族関係の中で依存症を発症しますので、そこからの回復にも家族の協力は不可欠です。
家族が、依存症の家族会に出て、本人の対応の仕方、声のかけ方、夫婦の在り方などを学びます。
過剰なお世話(お金を上げたり、身の回りの世話をしたり、借金の肩代わりをするなどの共依存)から離れ、適切な距離をもって接するソーシャルスキルを学びます。
その内に、
「本人の依存症は、家族が壊れないように夫婦間を壊さないためにかかっていたこと」、
「親の期待(親本人がやりたくても出来なかった人生)を過剰に果たそうとしてくれたこと」、
「子どもが自立した後の、お互いの夫婦関係を見つめることがいやで、子どもに依存していたこと」
など、依存症を通じて、深いことに気づいていきます。
依存症本人に対する家族のかかわり方については、引きこもりの親のための対処法と基本的には同じですので参考にしてください。
依存症に対する大崎セラピールームのカウンセリング
女性の依存症に対する、大崎セラピールームのカウンセリングを紹介します。
依存症の回復は個人によって違い、必ずこうなるとはいえませんが、大まかな道筋を解説します。
本人の対応
今実際に何に困っているか、話してもらいます。安全の場所の確保や、安心して自分の悩みを語れる関係性を作っていきます。
止めたくても止まらない依存を、どうやって害が少ないものにしていくか一緒に考えていき、実行していけるものを話しあいます。
自分の感情や、状態がどういうときに依存対象に走ってしまうのか、どういうきっかけがあるのか、依存してしまった後にどういう気分になるのか、パターンを特定していきます。
依存に走ってしまうきっかけや引き金を避けるためにはどうしたらいいか、いやな気分不快な気分になったときにどういう対処法があるか一緒に考えていきます。
関係性が出てきて、症状が落ち着てくると、多くの女性の方が、自分の幼少体験、親との関係の傷つき体験のことを話されます。自分の傷ついた幼少期の体験を語り、自分を受け入れ、傷ついた幼少の自分に共感して涙を流し、心の傷を癒していきます。
依存症が回復した後に考えなければいけない、(自分を傷つけない)新しい人間関係をどう作るか。自分の人生をどう生きるか、その人の実存の課題に取り組んでいきます。
家族療法
本人の回復には、家族の協力が必要です。本人に対する距離感(過度な世話焼き(共依存)を止める。適切な会話の仕方)を学びます。
今まで、本人が語れなかった思いを、家族に打ち明け、それを家族が批判しないで受け入れていき、家族も感じていること、思っていることを、正直に語ってもらいます。家族の心の交流を体験してもらいます。
グループ療法
依存症を抱えた方の多くが、幼少期の虐待経験やトラウマを抱えています。
同じようなトラウマを抱えた人たちと一緒にグループ療法を行うことで、今まで家族や社会で経験してこなかった、
「受け入れてもらった感じ」
「人の話を自分のことのように聞ける共感」
「この人たちとまた会いたいと思う、人への関心」
「自分はここにいていいのだとおもう居場所感や安心感」
を感じることが出来ます。
このような空間で、自分のトラウマワーク(嘆きの作業)を、サイコドラマやエンプティチェアを使って、癒していきます。
ワークの中で、傷ついたままになっている子どもの自分(インナーチャイルド)に出会い、傷ついた自分に共感し、受け入れ、和解していきます。その過程で、傷つけた親を手放していきます。
メリット
セラピーが有効に働くと、
・依存症は自分では治せないので、人の力を借りて、真剣に取り組まなければいけないと理解できます。
・自分を責めることが減り、自分に優しくできるようになります。
・依存する対象にふれない時間(しらふ)の時間が長くなったり、スリップ(再摂取)しても以前より軽いものになります。
・焦燥感、不安に耐えられるようになったり、軽くなっていくのを実感できます。
・家族やパートナーといがみ合ったり、非難し合う時間が減っていきます。
・将来への希望が持てるようになります。
効果
セラピーが有効に働くと
・依存する対象にふれない時間(しらふ)の時間が長くなり、スリップ(再摂取)しても以前より軽いものになります。
・心が平安な時間が増えていきます。
・人との暖かい心の交流を感じられるようになります。
・家族やパートナーとの関係が改善していきます。
・自分の将来を、現実的に描けるようになり、希望が持てます。
費用
依存症は一朝一夕で治るものではありません。長い時間をかけて、徐々に回復して行くものです。ここでは概ねの概算を説明いたします。
セラピストの関係を築く期間を、2週に一回、1~3回、約2か月、(1万円から4万円)と見てください。その間にセラピーがクライアントに有効かどうかを見極めるアセスメント(評価)も行います。(もしセラピーが有効ではないと判断した場合、他所の治療機関やセラピー機関を紹介します。)
本人の思考や行動の修正、家族やパートナーの会話の仕方、目標の設定など行う期間を、2週に一回、6~12回、約3ヶ月、(6万円~12万円)くらいとみてください。
幼少期の傷つき体験の癒し、トラウマワーク、将来の人生の設定を、2週に一回、6~12回、約3ヶ月、(6万円~12万円)くらいと考えてください。
また必要であれば、大崎セラピールームのグループワーク(女子クローズドミーティングやACグループ)に参加することをお勧めします。
概ね、半年から1年間を目途としてセラピーを行っていきます。
依存症に悩んでいる方、家族の方、大崎セラピールームにご相談ください。
だれにでも依存症になることはありますが、依存症の多くは、幼少期に原家族から受けた心の傷が原因になります。
幼少期に受けた傷によって、辛い記憶、嫌な思い出、辛い感情を、嗜癖行動(食べ吐き、自傷、買い物、恋愛)で、一瞬忘れ、リセットすることが出来ました。
その自己処方は、自分を守り、家族を守る役割をしていたかもしれません。
依存症を使って生きのびてきたわけですが、そのやり方が、もう破綻していて、自分ではどうにもできなくなっています。
違うやり方を見つけ、自分を守り、傷ついた今の自分と、昔の自分を癒していく必要があります。
また依存症者を抱えたご家族も、長い間、本人の対応に疲れ、傷ついていますので、適切な距離を学び、傷を癒していく必要があります。
依存症からの回復の、お手伝いを大崎セラピールームはさせていただきます。